焼肉のルーツは日本にあった!?

世界共通で禁じられている食肉思想

人肉を食べるという蛮行

肉を食べるという行為そのもので最も諌められている物がある、何を隠すわけではない、それは動物ではなく人の肉を食べる行為についてだ。『カニバリズム』とも言われるその行動を、望んでしようという人はまずいないでしょう。現在の文明社会となっている大半の国では、そのような行いをしたものは真っ先に捕まえられて、然るべき刑に処される。当然ながら日本にも全く馴染みのないことだが、あながち無縁とも言えない話題がこの国にもある。それは世界大戦期において、軍隊では慢性的な食糧不足が発生していた時期には捕虜兵や民間人などを食料として殺害・解体し、食べていたというのだ。事実、長期化する戦いの中で食糧不足はおよそ敗戦を意味する。短期決戦が出来なければ兵糧こそが全てを決し、逆に潤沢と蓄えを備えているほうにこそ軍配があがる。

人間食べ物を摂取しなければ力尽き、飢えてしまいます。そんな極限状態に追い込まれれば最早腹をくくるしか無いとして食べられていたそうですが、人道的に見ればそのようなことが許されるわけもない。これは1944年に発生した『ひかりごけ事件』にも言えたことで、食料が亡くなった状況下で生き残るためには死者の肉を食べる以外に助かる術はなかった。ですがそれでも遺体を食べたため、死体損壊罪として処理されてしまい、実刑判決が下されたという。

ただ肉を食べる行為の中で最も忌み嫌われている人を食べる行為、ただこのカニバリズムというのも日本的な視点で見てもあながち全くの無縁とは言えない背景が存在している。

焼き肉食べたいよね

リアルに恐怖する

日本の人肉文化と呼ばれるものは、決して大衆的ではなかったことは最初に述べておく。それこそ特定の人物が狂気の沙汰としか思えない凶行を見せたとしか思えないような出来事ばかりだからだ。ただ中には仕方なく、というケースも存在する。その具体的な例としては、江戸時代に巻き起こった『江戸四大飢饉』の際にはあまりの食糧不足に人肉を食べるものが出たと語られている。事実かどうかはさておき、それでも一般的な歴史として語られていない所を見ると、少なからず倫理的に問題だと見なしていた可能性は十分にある。

また戦国時代においては、兵糧を攻められた城の兵たちは場内に残されていた草木や牛・馬などを根こそぎ食い尽くした後、降伏しようと城を出ようとした人間の死体を食料にして、貴重な食べ物だとして取り合いをしていたという。そんな側面がこの国にも確かにあったのです、正直な感想を言えば筆者はカニバリズムに対して一切の共感も思い浮かばなければ、理解しようという心を持つことは出来ない。

ですが食料としてではなく、違った形でカニバリズムが発揮されていた一部分もあるという。

美味しい食べ方

民間薬として

日本の黒歴史ともいうべきものの1つとして、死体から採取した内蔵を薬へと加工して販売するということをしていたというのだ。考えただけでも寒気が走る内容だが、当時の日本では肝臓などを薬にするのは『正当な薬剤』とする動きが実際にあり、誰もが疑うことなく受け入れていたというから驚きだ。ただ現在でもこんな話を聞いたことがあるだろうか、女性が子供を出産した時に出てくる『胎盤』は美容と健康に良いことから食べる文化が現在でもあるという。人間に限ったわけではなく、動物でも胎盤を実際に食べるのは普通という。筆者は猫を子供の時から飼育しており、胎盤を食べることは両親から教えられていたが、内心は恐ろしくさえ感じたほどだ。

人間の内臓を元にした薬は万病に効くと言い伝えられており、明治時代には法令として禁止されるも闇取引では依然として継続していたという。また昭和40年代にはあらゆる病気に耐性を持つとされ、死者を掘り起こして内蔵を摘出して売買し、病人に食べさせていたという事件もあったと言われている。そんなことが日本で行われていたなどと信じたくはないが、事実として伝播されているので、信じるより他ないでしょう。

世界の歴史に比べれば

とはいえ、日本のカニバリズムなどまだ軽い方なのかもしれません。インターネットで興味本位のまま検索すると、恐ろしいヒットを叩きだして驚愕する内容が見られます。衝撃的すぎる内容なだけに、いくら成人したからといっても耐えられる表現ではない。あまりにグロすぎる世界を垣間見ると、本当に怖いのは人間なのかもしれません。

メディアでもたまに取り上げられる

中には『食人』をテーマにした映画作品を見ることもある、最近でいうところの『グリーンインフェルノ』が話題となっているでしょう。もちろんごく一部の界隈でのみだが、食人映画などと呼ばれる作品はこれまでに何度となく制作されている。ただいずれも大衆映画としてではなく、歴史の闇を掘り起こすようにして定義する内容なだけに、生半可な気持ちでは見られない内容だ。

ネット上で見た人の感想を見ても、進んでどうして見られるのかと疑問しか出てこない。